2009年9月18日金曜日

3回目/ トライアングル動物眼科診療室

MOCA、12.1kg。


『第一部診察』 問診・涙量検査

前回と同じ若いDr.が担当でした。
今回の看護士さんはMOCAの好みではなかったらしく(笑)、
前回のようにおとなしくしていませんでした。

涙量は、右が28mm/1分で左が35mm/1分
この程度の差は大したことないようです。
「左右ほぼ同じ状態」と言われました。


『第二部診察』 細隙灯顕微鏡検査など

院長による診察。
第一部診察と同じ看護師さんサポートを得て進められました。
というわけで、ココでもMOCAはおとなしくしていませんでした。(爆)

指定された場所に顎を乗せ、右眼と左眼を交互に医師がチェックします。
数枚撮影し、眼の状態をチェックし、上下瞼をピンセットでつまんで油を出してみます。
結果、左右共に油量はいい状態になってきているそうです。
薬の効果もあって、左眼から涙が流れることもなくなっています。
しかし、やはり蛍光液の検査をしてみると、左だけ全く鼻に抜けていませんでした。

そして、院長からざっとこんな説明がされた。
右眼と比べると、左眼は眼球上での涙の動き方がにぶい
涙点は上下ともきちんと確認できたが、どうも下の涙点が全く機能していないと思われる。

軟膏やマッサージで促したことによって油の分泌状態は良くなってきており、点眼によってドライアイ状態になることも防げているので、このまま薬を続けていれば今の状態を保っていくことはできる。
しかし、やはり左眼の涙が鼻に抜けていかないことは気になる。
今後もし薬をやめて、また元の状態に戻ってしまっては同じことの繰り返しでしかない。
全身麻酔になるが、下涙小管の障害や閉鎖であれば(針のように細い)チューブを1週間固定して、管を広げる方法で解決できる。
鼻涙管が原因だった場合にはまた違った処置を考えなくてはならないのですが、今後の方針を見極めるためにもやってみませんか?と。
全身麻酔による処置で解決されなかったとしても、このままずっと点眼や軟膏を続ける以外に良い方法が見つかるかもしれない、ということらしいです。


絵が下手な上に、携帯で撮影したので画像も悪い。
●・・・涙点
赤・・・涙小管
(細いチューブで即解決できる部分)
青・・・鼻類管
(処置方法は状態をみてから考えなくてはならない部分)



短時間でこれだけ的確な診察をして、素人にわかりやすく説明できる院長は信頼できると思います。
ただ管の洗浄のためだけに全身麻酔をすることはイヤだったので掛かりつけ病院での処置は避けていたのですが、今回ばかりは前向きに検討することができそうです。
最後に「まぁ全身麻酔ともなればすぐにこの場で決断することもできないでしょうし、一刻を争うような事態ではないので、よく考えてお電話いただければ。」と言われました。
午後から麻酔をかけ、処置をし、処置後の経過観察をし、夕方~夜には帰宅できるそうです。


『処方された薬』

点眼“ヒアレインミニ0.3”・・・1日3~4回、左右1回1滴ずつ。
軟膏“タリビッド眼軟膏0.3%”は手元にあるものを引き続き使用する。
服用“ビブラマイシン”は、本日で終了。


『次回診察』

全身麻酔のもとでの処置をお願いする決心がついたら、電話で日程を決めることになりました。
症状のことばかり考えていて、およその金額を聞くの忘れました・・・
旦那は娘にバイオリンを購入すると張り切っているところ。
いつどのタイミングで切り出すべきか・・・悩み中。