2009年5月28日木曜日

28日の体調

食事:完食
薬:朝夜ティアローズ点眼、夜3種錠剤
※3種錠剤は、パセトシン・リンコシン・ビオフェルミン
レメディ:なし
えづく症状:なし
排泄:尿10
粘膜便・・・ 9時15分
粘液のみ・・・0時38分、
散歩:早朝1時間半、午前中40分、日中10分、夜10分


0時12分~0時57分
散歩

1時57分~2時25分
散歩

3時9分~3時24分
散歩

5時40分~5時51分
散歩

8時20分~8時半
散歩

~9時
車で移動

~9時5分
散歩

~12時
病院(途中で20分程度散歩)

~12時10分
散歩

12時15分
食事①

12時25分~13時20分
車で移動 途中15分車内待機

~13時半
散歩

21時半~21時40分
大雨の中、散歩

21時50分
食事②


便の状態が悪いのは、
先週の金曜夜(土曜明け方)から続いている。
本日は夜中~明け方に1回粘液が出されただけで
排便はなかったものの、
「なんとなく出るような気がする」って感じで
MOCAから頻繁に散歩の要求はあった。
結果、尿しか出なかったのだが・・・。
昨日までよりマシになってきる?と思ったが、
正常な便が出されたわけではないので安心はできない。
それどころか、私もMOCAも寝不足状態。
遅くなったが、今更ながら病院へ行ってきた

便の状態が安定しない/東京動物医療センター

MOCA、12.5kg
本日は、初めての男性獣医師の診察でした。


『症状』

22日の深夜(23日の明け方)に下痢をし、以降便の状態が悪い
下痢・軟便・粘膜便・粘液が排出された日時と状態の一覧を作成し、それを持参しての診察。
食欲はもともとムラがあるのだが、比較的よく食べていると思う。
野良猫や小型犬を追い込むほど元気はあり(笑)、グッタリした様子は見せていない。

※11時過ぎくらいの診察だったので、9時15分に出された粘膜便を持参した。


『診察と治療』

粘液や粘膜が多量に付着してくる場合、大腸が原因であるらしい。
持参した便と、体温計の先端に付着した便で、検便。
結果、芽胞菌が検出されました。
これは通常犬の体内にも存在する菌であり、土の中にも多くいる菌です。
性質はしつこいこと。(詳細は検索すると結構出てくる)
今回はこれが繁殖してしまったことによる下痢である可能性が高い、との事。
増繁殖の原因は特定できないが、公園などの土が付着している手足を舐めたり、
体のコンディションが悪かったり、など色々考えられるそうです。

念のため、血液検査も行いました。
手作りの生食にしてからコンディションが良くなってきたのか、きちんと水分摂取してくれます。
しかし、下痢の場合には脱水症状も考えられるので、念のためHCT値の確認をしましょうということらしいです。
結果、きちんと基準値内におさまっており、問題なし。
ここで脱水症状が確認された場合には、まず点滴になったそうです。

また、先月フィラリアのための血液検査をした際に基準値オーバーだったHGBとMCVについても、採血ついでに再チェックしてもらいました。
HGBは前回同様コンマちょっと高めで、MCVはやはり前回同様やや低め。
しかし、食事が市販フードでないことなどを考慮すると「この程度のオーバーなら、ほぼ基準値内と考えて問題ない」そうです。
BUNは、今回は基準値内におさまっており一安心。
ちなみに腎臓の状態がリアルに反映されるのは、BUNではなくてCREになるそうです。


『今後の方針と薬』

まずは、服用薬で様子見。
“パセトシン100(抗生物質)”“リンコシン100(抗生物質)”
“ビオフェルミン”の3錠を1日2回。
菌のサイクルが72時間なので、3日分処方されました。
現在手元にあるファモチジンを併用しても問題はないそうです。
本日朝の分は皮下注射して下さいました。

3日分の薬を飲ませ、症状が落ち着けば終了。
それでも落ち着かない場合・・・その場合は残念ながら芽胞菌による下痢ではなく、細胞性腸炎の症状のうちの1つが出たと疑ってみなければいけないそうです。
MOCAは今のところ嘔吐やえづく症状ばかりで、一般的にあると言われている下痢は経験がありませんでした。
しかし、細胞性腸炎である以上、いつ出てもおかしくない症状なのです。
今はただ祈るのみ。どうか3日以内に正常な便に戻りますように!

というわけで、次回再診は31日。


『前回診察の左目』

メヤニも涙もやはり右目より多く確認されているが、先週よりは量が減っている気がする。
悪化はしていないので、引き続き点眼を行い様子見になりました。


『腹部~足の付け根の湿疹』

明け方まではなかった場所に、いくつか赤い湿疹が出ていました。
診察の待合中に発見したので診ていただきました。
「原因不明です。4/30のように毛を採取して検査は可能ですが、まずは薬用シャンプーで週1~2洗って、手元にあるビクタスを塗ってみて下さい。それで変化がなければ次回検査しましょう。」と言われました。
しかし、帰宅したらこの湿疹はキレイになくなっていました。
病院限定だったようです。・・・なんで?


『抗体価検査について』

これは病院で血液を採取してから関西にある検査センターへ送るそうで、結果が出るまでに1週間~10日程度かかるそうです。
費用は、1つの項目につき4,000円~5,000円程度。
例えば5種ワクチンの抗体価をチェックすると、20,000円~25,000円。
ワクチンを接種すれば6,000円程度だから、確かに高い。
定額給付金でも足りない・・・(笑)

ただ、秋から抗生物質やステロイドや麻酔や狂犬病ワクチンや・・・消化器疾患もある強くないMOCAの身体にたくさんの薬品が投入されたことを思うと(殆どはレメディによって解毒された「らしい」が。)、やっぱり接種は避けたいもの。
今は問題なくても歳をとってから響いてくるかもしれないし。
来年以降のことはまた考えるにしても、今年はやっぱり打ちたくないなぁ・・・。
そんな理由を口にしたら、獣医師も「そうですよね。もし今年見送るようなら、次回おっしゃってください。正確な金額や検査の詳細などを用意しておきます。」と言ってくれました。

私的にはパルボとジステンパーの2種でいいと思っているのだけど、ワクチン接種の場合は最低5種が基本になるので(何故か犬のワクチンには単体がない)、抗体価検査結果表にも同様の5種が記載されていなければ「ワクチンは打ってないけど抗体はあります!」の主張は通用しない?
それとも、5種でも9種でも接種したことに変わりはないので、2種の抗体があることが証明されればそれも0K?
この辺を31日までに(MOCAを預ける可能性がある)施設2箇所に確認しておかねば・・・。
それにほら、2種で10,000円なら定額給付金でも払えるし・・・。(爆)


***


よく下痢をすると「解毒」とも言われたりする。
今回も食事内容や環境などは一切変化ないし、元気だし、一時的なものだと思っていた。
夜中にも何度も起きて排泄散歩に行って、MOCAも寝不足だった。
こんなことならもっと早く病院に連れて行ってあげれば良かったなぁ、とつくづく反省した。
皮下注射と夜の服用薬が効いてきたせいか、今夜は排泄散歩のリクエストがない。
落ち着いているようだ。

ここでふと考えた。
今日は抗生物質のおかげで、落ち着いた。
もしホメオパシーの病院に行っていたら、抗生物質を処方されることはないけれど「体内にある毒を出し切ってしまいましょう」とか「大腸に菌がいるので善玉菌を増やしましょう」的なことを言われてレメディを処方されたような気がする。(あくまで憶測)
身体には優しい方法かもしれないけれど、症状が良くなるまでに1週間~2週間はかかるだろう。
(だいたい2週間単位でレメディが処方されるので)
そしてもし落ち着いたとしても、やはりレメディが原因なのかそうでないのかはハッキリしない。
何よりも、苦しんでいるわが子をそんにも長く見続けている自信がない。
やはりこれからは西洋医学に頼っていこうと思った。
そして強い薬を投与したときには、追って後日レメディで解毒をする。
半年間ホメオパシーの治療を経験してみて、こんな結果に行き着いてしまったのでありました。