2009年4月6日月曜日

ホメオパシー7回目/アカシア動物病院

MOCA、12.3kg
本日は院長ではなく、男性医師の診察でした。













モ「早く帰りたいよぉ・・・」
私「今来たばかりでしょ。」


『診察』

最近の様子は?
→えづいたり嘔吐したりという症状が夕方~夜に集中している。
昼間は調子のいいときが多い。

→嘔吐の内容が変わってきた。黄色い胃液はこの1ヶ月で2~3回だったと思う。
あとは唾や痰のような白混じりの透明液体であることが多くなった。

※獣医師曰く、これはいい傾向らしいです。


『オゾンガスの注入』

なし


『針』

なし


『今回処方されたサプリの種類』

“乳酸菌”・・・3日で1包
LACTIC ACID BACTERIA SUPPLEMENTってやつです。
これ、どこのメーカーかしら?











“フミン酸(Bacillus mix)”1日0.5cc
これって腐葉土とかに含まれてるやつ?
犬に使用した例ってあまり聞かないのだけど、どうだろうか・・・?
詳しく聞いてこなかったので、ちょっと調べてから。














『今回処方されたレメディの種類』

“①インタードッグ30c”“②プレドニゾロン200c
1日目夜は①、2日目夜は②、3日目はお休み。
(①も②も、3日に1回ということになる。 )
どちらも過去に1度処方されたことがあるレメディ。
まだきちんと解毒できていなかったのだろうか?












***


季節柄、狂犬病注射と混合ワクチンの相談をした。

狂犬病ワクチン
・・・法律で定められているので接種義務がある。接種後にレメディでの解毒を検討。

混合ワクチン
・・・アメリカでは、成犬は3年に1度でOKなのだそうです。
これは体内に抗体が残っている間は接種する必要がないからです。
(中には3年もたない種類もあるが)
ワクチンとはウィルスを希釈したものなので、今のMOCAのように何らかの症状や疾患をもっている犬には負担にもなるし、食物にアレルギーや不耐がある犬はワクチンにも反応する可能性が高いです。
また、過剰接種による体の機能低下などもあります。
これは法で決められてはいないので、できれば毎年の接種はしたくないのですが、諸事情により保育園などの施設の使用をするので避けては通れないところ。
コロナは単独感染の確率が低いことと、感染しても重症になるケースが稀であることから(あまりパルボと組み合わせたくない)5種(ジステンパー、アデノI 型、アデノ II 型、パラインフルエンザ、パルボ)にしようかと思ったけど、いつも行く小金井公園あたりでもネズミは出るし、最終的には飼い主を含む哺乳類にまで感染する可能性があるのでレプトスピラは欠かせないかな?と。
MOCAの通院しているところでは、レプトスピラは2種血清なので、今年もやはり7種混合ワクチンになりそうです。
接種後はホメの先生と相談して、必要に応じて解毒を行う予定。

フィラリア
・・・チュアブルには色んなお肉が混ざっているので、今年からは錠剤に。
学会では既に45日の効果が確認されているので、1ヶ月半周期でも良いのでは?と。
ただしこの薬に対するアレルギー反応や体調不良は過去に確認されていないので、きちんと30日周期で服用させることにします。
(父が過去に愛犬をフィラリアで亡くしているので、どうしても慎重になってしまう。)
服用から前の期間をカバーする薬なので、6月初~12月初までの7粒で良いかと思ってます。

フロントライン
・・・マダニとノミに対しての効果があると言われていますが、100%ではありません。また、一般的に効果は1ヶ月間と言われているので、継続して使用しなければいけません。確かにマダニとノミが駆除できる確率が高いのは有難いですが、「液体を直接手で触れないこと」からしても相当強い薬であることは間違いないです。バセンジーのような短毛犬種は、この液体が原因で皮膚がダメージを受けて湿疹が出る子が多いし、お友達のラブは嘔吐しています。
とりあえずしばらくは使用を避け、 もうちょっと調べます。安全な代替品がないかとか。

というわけで、今月は狂犬病注射とフロントランについての相談(西洋医学の獣医の見解も聞いておきたいし)、尿便検査。
5月には血液検査(生化学検査も)とフィラリア処方(6月初使用分~)、レントゲン(秋の検査時に写った胃の幽門部近辺の陰がどうなっているか等の確認)、必要に応じて内視鏡。
6月中旬頃には混合ワクチン。
と、忘れないように書いてみた。(笑)
5月が節約月になりそうです、ははは。

そんでもって、これは余談だけど大切。
ウィルスはクシャミによって飛び散る唾液や鼻汁、尿、便などによって体外へ排出されます。
服用中の薬の作用などで免疫力が低下していたり、ワクチンを接種していないと(抗体もない)、既に感染しているワンコのこういった分泌液や排泄物を通して感染する確率がグッと高くなります。
定期的にワクチンを接種していても病気は100%防げるものではないし、食糞する子・不特定多数のワンコがオシッコをひっかける草を大量に食べる子、などは特に注意しなくてはなりません。

また、ワクチン接種には危険が伴います。
局部が腫れたり、元気が無くなったり、アレルギー反応からショック状態になることなどがあります。
万が一の場合は、命に関わる危険性も出てくることがります。
過去にこれらの症状が出なくても、日頃とっても健康でも、「今年はじめて」ということが充分あるので、やはり接種当日の運動や環境の変化は避けるべきです。
できれば接種後しばらくは病院の駐車場でゆっくりし(急性的な症状がみられた場合にすぐに診察できるように)、帰宅後も排泄程度の外出のみにするとか。
いつもと違う散歩コースに行って、凶暴な野良猫に遭遇しただけで興奮状態ですから・・・って、そのくらい慎重にしてもいいくらいのものだと思うわけです。


***


あ、今回の内容とは無関係ですが。
犬で牛乳などの乳製品などがNGな子は、人間で言う乳糖不耐症である可能性もありますが、「含まれているタンパク質が体質に合わない」というケースも結構多いそうです。
どちらにしても、なんでMOCAが乳製品NGなのかは今だに疑問のままですが・・・