2009年6月29日月曜日

抗体価検査のための血液採取/東京動物医療センター

MOCA、12.55kg。
狂犬病ワクチン接種時と同じ男性獣医師の診察でした。


『抗体価検査』

今回調べていただくことにした抗体は、パルボとジステンパーの2種
他のものは合併症などを起こさない限り命に関わる危険性は少ないが、この2種は別。
また、バセンジーは過去にジステンパーによって死亡してる歴史もあるので、やっぱり心配だし。
(だからやっぱり「抗体が残っていない状態で」混合ワクチンを接種することには反対ではないのです。問題は、人間のワクチンと違って単体がないこと。毎年抗体検査をして、体内で抗体が消滅しているワクチンだけを単体で接種できるのがBest。しかし、犬の場合は最低5種混合なので、必要なもののために不要なものまで体内に入れる結果になってしまう。)

で、本日は血液を採取するのみ。
これを関西にある検査機関に送り、1週間~10日で結果が出るそうです。
結果が出次第、本日の担当医から電話連絡をいただけることになっています。


『健康診断』

身体全体を時間をかけて触診し、健康状態をチェックしていただきました。
その結果、皮膚病やノミダニなどの問題はナシ。
また、本日は便を持参しなかったのですが、次回抗体検査の結果を受け取りに来る際に便を持参して、検便することになりました。
その検便で問題がなければ「MOCAは他の犬にうつるような病気などは抱えていません」てな内容の診断書を発行していただくことになっています。


***


以前のBlogにも書いたとおり、今年は混合ワクチンを見送る予定でいます。
秋に手術があって、その後に抗生物質やステロイドをはじめ各種服用薬の長期使用が続いたことが主な原因です。
治療のための薬は仕方ないにしろ、義務付けられていない混合ワクチンまで体内に入れるのは可哀想。
接種することによって発症するケースだってあるわけだし。
そこで抗体価を検査してもらい、体内に基準値以上の抗体が残っていればワクチン見合わせ。
抗体がなければ5種接種になります。

パルボとジステンパーは比較的長く体内に抗体が残っていることが多いので、昨年接種しているから多分大丈夫だろうと思っているのですが・・・。
他のものはこの2種よりも早くに抗体が消滅しやすいので、検査したところで残っているとは思えません。
ま、この2種さえきちんとチェックしておけば、ひとまず安心ということで。

ちなみに混合ワクチンは法律でも定められていないので、接種する義務はありません。
では何故わざわざ抗体検査をしたかというと・・・
先にも書いたとおり、抗体が残っていなければ接種をする気があるということと、施設の利用目的です。
もちろん混合ワクチンを接種していないと宿泊できません、なんていう施設には宿泊しません。(笑)
が、やはり家庭の事情で年に数回はMOCAを保育園なりホテルなりに預けることになります。
しかし、そういった施設は殆どが狂犬病注射と混合ワクチンの証明をセットで提示しなくてはなりません。
そこで、いつも利用している2箇所に電話確認をしてみたとろ、混合ワクチン未接種でもお預かりOKを頂くことができました。
(念のために書きますが、それらの施設が「混合ワクチン未接種でもOK」を謳っているわけではなく、固体の症状をきちんと見極めて判断して下さる施設だという意味です。)
その時点で施設のスタッフさんには理解していただけていると思うのですが、抗体価検査の結果表と診断書を「混合ワクチンの証明書」代わりに提出することによって、きちんと愛犬を管理していることの証明にもなると考えたからです。


「今日の病院は早く終わったねー。」By.MOCA